【日本ダービー2023予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬で狙いたい2頭はこちら!
日本ダービー2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向・分析、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
日本ダービーの予想ポイント
- 勝ち馬は前走上がり3位以内の馬から予想
- ノーザンファーム生産馬が圧倒
- 乗り替り&テン乗りは厳しい
- 当たりは1枠、大外8枠は不利
- 過去10年の日本ダービーの勝ち馬7頭は前走が皐月賞
うましるの管理人です!
先週開催された重賞予想で的中したレースがあったので買い目と結果を発表いたします\(^o^)
着順 | 予想 | 結果 | 人気 |
1着 | ◎本命 | 5番リバティアイランド | 1番人気 |
2着 | △連下 | 12番ハーパー | 2番人気 |
3着 | ×無印 | 13番ドゥーラ | 15番人気 |
単勝1.4倍!
馬連5.9倍を的中!!
今年のオークスは大本命のリバティアイランドが楽な手ごたえで直線に立つと、そのまま後続を置き去りにする競馬であっさり二冠を達成しました!
リバティアイランドと川田騎手、関係者の皆様本当におめでとうございます!
ワンツーフィニッシュでしたが、単勝と馬連を的中しました!
また、人気のコナコーストを切れたのもよかったです(^^)/
惜しむならば対抗に推していた10番人気のラヴェルが3着に来ていたら三連複60.5倍もついていたのでそこだけが心残りでしたがレース的にも馬券的にも満足のいくオークスでした。
着順 | 予想 | 結果 | 人気 |
1着 | ◎本命 | 2番グロリアムンディ | 1番人気 |
2着 | △抑え | 11番 ハギノアレグリアス | 2番人気 |
3着 | 〇対抗 | 16番ヴァンヤール | 3番人気 |
単勝2.8倍!
馬連4.9倍!!
三連複9.4倍を完全的中!
京都で開催された平安ステークスは上位人気が馬券内を独占!
堅い決着でしたがすべての券種を的中し、大満足の結果でした!
今週はいよいよ日本ダービーが開催されます!
また、土曜日には3歳限定短距離レースの葵ステークス、そして日本ダービーのあとには最古の重賞目黒記念も開催されます!
すべての重賞を予想していくので今週もよろしくお願いいたします★☆
ここからは日本ダービーの予想をみていきましょう!
日本ダービー2023の概要
今週末に開催される日本ダービーは3歳世代の頂点を決めるレースです。
牡馬が出走できるクラシックの第2戦目に指定されている日本ダービーは競馬の本場であるイギリス【ダービートライアル】をモデルにした競走で、第一回開催は目黒競馬場、1934年に東京に舞台を移してからは一貫して東京競馬場で行われています。
ダービーは3歳馬が生涯一度だけ出走できる舞台です。
数ある路線で賞金と結果を積み重ねた18頭のみが出走できるのです。
当然のことながら、世代の頂点の座を狙う馬がぶつかり合うためレースレベルも高く、ここを制した馬は世代の頂点に立つといっても差し支えありません。
また、ダービーは歴史と伝統のあるレースなので他のG1レースと比較してもその価値は別格です。
例えば1着賞金3億円は3歳限定競走としては破格で、先週行われたオークスの1着賞金が1億5,000万円、クラシック初戦の皐月賞も2億円なのでその差は歴然ですね。
それだけではなく、歴史と伝統、そして格式が高いレースでダービーを手にした馬は【ダービー馬】、騎手は【ダービージョッキー】と呼ばれるほどにその価値は高いです。
ダービーの価値はすべての競馬関係者にとっても憧れで、多くの人はダービーを制することを夢見て日々競走馬の仕事に従事しています。
もちろん、知名度も抜群で競馬に詳しくない人でもダービーの名前は知っている人は少なくありません。
競馬の祭典、日本ダービー。
栄光を手にするのはどの馬でしょうか?!
うましるでは出走登録馬全頭を考察し、いつもよりボリューム増しでお届けいたします。
日本ダービー2023の開催内容
開催日 | 5月28日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝2,400m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 3億円 |
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日本ダービー2023が開催される東京の芝2,400mの特徴
スタート地点 | スタンド前坂の頂上 |
コース | 左回り Cコース使用 |
1周の距離 | 2,120.8m |
直線距離 | 525.9m |
高低差 | 2.7m |
フルゲート | 18頭 |
東京芝2,400mは日本ダービー以外にも前週開催されたオークスや秋に開催される国際競走ジャパンカップといった主要レースで使用されるコースです。
スタート地点はスタンド前の坂のてっぺんからで最初のコーナーまでは約350mです。
各馬は各々のポジションを確立しながら最初の1.2コーナーに入ります。
1.2コーナーは大回りのカーブでやや下り傾斜となっており、ペースを引き上げやすいですが、中距離レースでゴールはまだまだ先なのでゆったりしながらレースすることが多いです。
向こう正面は約450mで、前半は気持ち下り傾斜、後半に一瞬だけ上り坂を駆け上がりつつ3.4コーナーに向かいます。
3.4コーナーも1.2コーナー同様大回りのカーブです。
レースも後半に差し掛かっているので徐々にペースアップを図る馬が出てきます。
そして、4コーナーの途中にラスト3ハロン標識が立っているため、この辺りでほとんどの馬は動き出し、直線に入る前には各馬はスパートを仕掛けています。
東京競馬場の最後の直線は約525mです。
直線上には高低差2.1mの緩やかな上り坂があります。
この坂は阪神や中山ほど急な坂ではないので上り坂が得意ではない馬でも駆け上がりやすいです。
その坂を上ったらゴールまでの300mは平たんな道のりで、各馬は最高速度でゴールを目指すのです。
東京の芝2,400mは主要レースで使用される舞台ということもあり、実力が反映されやすいです。
基本的にはスローからの上がり勝負になりやすく、後傾ラップを刻みやすいです。
最後の直線が長いのでスピードをフルに活かしやすいですが、中距離を走り切るだけのスタミナ、緩いとはいえ上り坂を駆け上がるだけのパワーも必要です。
総合力に長けた馬が好走しやすい舞台となっています。
東京の芝2,400mはここをチェック!
- ダービー、オークス、ジャパンカップの舞台
- 実力が反映されやすい舞台
- まぐれが少ないコース
- 差しや追い込みが決まりやすい
- 外人騎手が好調
- スロー競馬、上がり勝負になりやすい
日本ダービー2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ベラジオオペラ | 牡3 | 57.0 | 横山和生 |
2 | スキルヴィング | 牡3 | 57.0 | C.ルメール |
3 | ホウオウビスケッツ | 牡3 | 57.0 | 丸田恭介 |
4 | トップナイフ | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 |
5 | ソールオリエンス | 牡3 | 57.0 | 横山武史 |
6 | ショウナンバシット | 牡3 | 57.0 | M.デムーロ |
7 | フリームファクシ | 牡3 | 57.0 | 吉田隼人 |
8 | メタルスピード | 牡3 | 57.0 | 津村明秀 |
9 | グリューネグリーン | 牡3 | 57.0 | 石川裕紀人 |
10 | シャザーン | 牡3 | 57.0 | 岩田望来 |
11 | ハーツコンチェルト | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 |
12 | タスティエーラ | 牡3 | 57.0 | D.レーン |
13 | シーズンリッチ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 |
14 | ファントムシーフ | 牡3 | 57.0 | 武豊 |
15 | ノッキングポイント | 牡3 | 57.0 | 北村宏司 |
16 | パクスオトマニカ | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 |
17 | ドゥラエレーデ | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 |
18 | サトノグランツ | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 |
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日本ダービーの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 13 | ドウデュース | 3 | 皐月賞(G1) | 3 |
2 | 18 | イクイノックス | 2 | 皐月賞(G1) | 2 | |
3 | 3 | アスクビクターモア | 7 | 皐月賞(G1) | 5 | |
2021 良 | 1 | 10 | シャフリヤール | 4 | 毎日杯(G3) | 1 |
2 | 1 | エフフォーリア | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 11 | ステラヴェローチェ | 9 | 皐月賞(G1) | 3 | |
2020 良 | 1 | 5 | コントレイル | 1 | 皐月賞(G1) | 1 |
2 | 12 | サリオス | 2 | 皐月賞(G1) | 2 | |
3 | 6 | ヴェルトライゼンデ | 10 | 皐月賞(G1) | 8 | |
2019 良 | 1 | 1 | ロジャーバローズ | 12 | 京都新聞杯(G2) | 2 |
2 | 7 | ダノンキングリー | 3 | 皐月賞(G1) | 3 | |
3 | 13 | ヴェロックス | 2 | 皐月賞(G1) | 2 | |
2018 良 | 1 | 17 | ワグネリアン | 5 | 皐月賞(G1) | 7 |
2 | 12 | エポカドーロ | 4 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 1 | コズミックフォース | 16 | プリンシパルS(OP) | 1 | |
2017 良 | 1 | 12 | レイデオロ | 2 | 皐月賞(G1) | 5 |
2 | 4 | スワーヴリチャード | 3 | 皐月賞(G1) | 6 | |
3 | 18 | アドミラブル | 1 | 青葉賞(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 3 | マカヒキ | 3 | 皐月賞(G1) | 2 |
2 | 8 | サトノダイヤモンド | 2 | 皐月賞(G1) | 3 | |
3 | 1 | ディーマジェスティ | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
2015 良 | 1 | 14 | ドゥラメンテ | 1 | 皐月賞(G1) | 1 |
2 | 1 | サトノラーゼン | 5 | 京都新聞杯(G2) | 1 | |
3 | 11 | サトノクラウン | 3 | 皐月賞(G1) | 6 | |
2014 良 | 1 | 2 | ワンアンドオンリー | 3 | 皐月賞(G1) | 4 |
2 | 13 | イスラボニータ | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 3 | マイネルフロスト | 12 | 皐月賞(G1) | 6 | |
2013 良 | 1 | 1 | キズナ | 1 | 京都新聞杯(G2) | 1 |
2 | 9 | エピファネイア | 3 | 皐月賞(G1) | 2 | |
3 | 3 | アポロソニック | 8 | 青葉賞(G2) | 2 |
【前走上がり】前走上がり3位以内の馬が勝ち切りやすい
前走上がり | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【6-0-1-21】 | 21.4% | 21.4% | 25.0% |
2位 | 【2-3-4-18】 | 7.4% | 18.5% | 33.3% |
3位 | 【2-3-0-18】 | 8.7% | 21.7% | 21.7% |
4位 | 【0-2-1-13】 | 0.0% | 12.5% | 18.8% |
5位 | 【0-1-0-14】 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
6位以下 | 【0-1-4-63】 | 0.0% | 1.5% | 7.4% |
過去10年の日本ダービーの勝ち馬はいずれも前走のレースで上がり3ハロン3位以内のタイムを残していました。
また、馬券に絡んだ21頭も前走で上がり3位以内の末脚を使っています。
東京競馬場は直線が長いのでとにかく末脚を活かせます。
そのため、長く脚を使える馬は好走傾向にありますよ。
今年の出走馬で前走上がり3位以内のタイムを出した馬は10頭いました。(かっこ内はレース名と上がり順位、3Fタイム)
【生産牧場】ノーザンファームが圧倒!
生産牧場 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ノーザンファーム | 【6-7-6-60】 | 7.6% | 16.5% | 24.1% |
ノースヒルズ | 【3-0-0-1】 | 75.0% | 75.0% | 75.0% |
飛野牧場 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
社台ファーム | 【0-0-1-16】 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
過去10年の日本ダービーで馬券に絡んだ19頭がノーザンファーム生産馬でした。
クラシックに力を入れているノーザンファームらしく、ダービーにおける好走頭数はダントツです。
ノーザンと双璧を為す社台ファームの馬は意外と苦戦気味で、これまで馬券に絡んだのは昨年の3着馬アスクビクターモアのみでした。
日本ダービーはノーザンファーム生産馬の評価を上げたいです。
なお、小出走ながら高い好走率があるノースヒルズと飛野牧場生産馬は今年出走しません。
今年の出走馬でノーザンファーム生産馬は9頭、社台ファーム生産馬は3頭いました。
【騎手】乗り替り&テン乗りは厳しい
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
継続騎乗 | 【9-9-8-93】 | 7.6% | 15.1% | 21.8% |
乗り替り | 【1-1-2-55】 | 1.7% | 3.4% | 6.8% |
過去10年の日本ダービーで馬券に絡んだ26頭が前走から継続騎乗でした。
前走からの乗り替りで勝利したのは2021年のシャフリヤールのみです。
このシャフリヤールも前走毎日杯でもともと主戦を務めていた福永祐一騎手がルペルカーリアを選択したため代打騎乗でした。
日本ダービーは前走からの継続騎乗のほうが圧倒的に好走率は高いです。
余談ですが、テン乗り騎乗で最後にダービーを制したのは1954年のゴールデンウェーブまでさかのぼります。
実に69年もの間テン乗り騎乗で勝利はありません。
テン乗り騎手にとっては試練となるデータですね。
今年の出走馬で乗り替りは7頭います。(〇はテン乗り)
なお、上記で上げた「前走上がり3位以内の馬」「ノーザンファーム生産馬」「前走から継続騎乗の馬」の3つ全てに該当する馬は4頭、全てに該当しない馬は2頭いました。
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日本ダービーの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-2-2-3】 | 30.0% | 50.0% | 70.0% |
2番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 【3-3-1-3】 | 30.0% | 60.0% | 70.0% |
4番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-0-3-37】 | 0.0% | 0.0% | 7.5% |
10番人気以下 | 【1-0-3-83】 | 1.1% | 1.1% | 4.6% |
上位人気が中心
過去10年の日本ダービーの勝ち馬9頭が1~5番人気に支持された馬でした。
また、馬券に絡んだ23頭も1~5番人気です。
これまでのレース内容から人気を集めた馬がダービーでも活躍する傾向が強く、実力が反映されやすい一戦といえるでしょう。
下位人気馬は相手候補に
過去10年の日本ダービーで6番人気以下の馬は7頭が馬券に絡んでいますが、そのうち2019年のロジャーバローズを除いた6頭はいずれも3着でした。
人気落ちは3着までなら入選する可能性が高いです。
相手候補は人気落ちを絡めるのも面白いでしょう。
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日本ダービーの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【3-2-1-14】 | 15.0% | 25.0% | 30.0% |
2枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
3枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
4枠 | 【0-2-1-16】 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
5枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
6枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 【2-1-1-25】 | 6.9% | 10.3% | 13.8% |
8枠 | 【1-1-1-27】 | 3.3% | 6.7% | 10.0% |
当たりは1枠
過去10年の日本ダービーでもっとも勝ち馬が出ていたのは1枠です。
20頭中3頭が勝利し、6頭が馬券に絡みました。
人気落ちで激走した2019年のロジャーバローズも1枠から発走していましたよ。
1枠は単勝率・連対率・複勝率いずれの数値を見てもダントツなので入った馬は大きく評価を上げたいです。
極端な大外は不利
過去10年の日本ダービーで8枠からは30頭が出走しましたが馬券に絡んだのは3頭のみです。
2018年こそ8枠に入ったワグネリアンが福永祐一騎手の渾身の騎乗で勝利しましたが、基本的には不利な枠です。
2022年のイクイノックスや2017年アドミラブルは人気を背負いながら勝利をつかめませんでしたが、特にイクイノックスは枠の影響もあったでしょう。
日本ダービーでは8枠に入った馬は評価を下げてよさそうです。
日本ダービーの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
皐月賞(G1) | 【7-9-6-69】 | 7.7% | 17.6% | 24.2% |
京都新聞杯(G2) | 【2-1-0-19】 | 9.1% | 13.6% | 13.6% |
毎日杯(G3) | 【1-0-0-5】 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
青葉賞(G2) | 【0-0-3-20】 | 0.0% | 0.0% | 13.0% |
プリンシパルS(L) | 【0-0-1-8】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
対象5レース以外は消したい
過去10年の日本ダービーで馬券に絡んだ30頭は前走が表にまとめた皐月賞・京都新聞杯・毎日杯・青葉賞・プリンシパルステークスでした。
それ以外のレースから挑む馬は勝利どころか馬券にすら絡んでいなかったのです。
予想の際は前走のレースも確かめたいですね。
前走皐月賞組が圧倒!
過去10年の日本ダービーの勝ち馬7頭は前走が皐月賞でした。
また、馬券に絡んだ22頭も前走が皐月賞で複勝率24%はダントツで、さらにいうと2013年を除いた近9開催は2頭以上前走皐月賞組が馬券に絡んでおり、そのうちの3開催は上位3頭すべて全頭皐月賞組でした。
強い相手としのぎを削った馬はダービーでも活躍するようです。
前走皐月賞組はぜひ馬券に絡めたいですね!
今年の出走馬で前走皐月賞だった馬は11頭いました。(かっこ内は着順)
皐月賞6番人気以下はアタマに不向き
過去10年の日本ダービーの勝ち馬7頭は前走が皐月賞でしたがこの7頭はいずれも皐月賞で5番人気以内に支持されていました。
また、日本ダービーで馬券に絡んだ22頭の前走皐月賞組の中で、皐月賞で6番人気以下だった馬は4頭しか馬券に絡めていません。
近2年こそステラヴェローチェやアスクビクターモア(ともに6番人気)が絡んでいますが、それも3着まででした。
皐月賞で6番人気以下だった馬はアタマよりも相手候補がよさそうです。
今年の出走馬で皐月賞で6番人気以下だった馬は6頭いました。
青葉賞とプリンシパルステークスは連すら絡んでいない
過去10年の日本ダービーで前走が青葉賞、プリンシパルステークスだった馬は合計32頭出走しましたが馬券に絡んだのは4頭、それも全頭3着でした。
勝利どころか2着にすら加われていません。
青葉賞もプリンシパルステークスも東京が舞台のレース(青葉賞に関してはダービーと全く同じ芝2,400m)ですが、間隔が近いことからか連対馬はでていません。
それどころか、過去をさかのぼっても一度として前走青葉賞&プリンシパルステークスから挑んだ馬の勝ち馬はいませんでした。
前走が青葉賞orプリンシパルステークスの馬は相手候補にとどめておくのがよいでしょう。
今年の出走馬で該当する馬は3頭いました。
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日本ダービー2023全頭考察
今年で第90回開催になる日本ダービー。
各路線からこの舞台までたどり着いた19頭が出走登録しています。
今年の3歳世代7,708頭の頂点に立つのはどの馬でしょうか?!
出走登録馬19頭を紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
グリューネグリーン
・京都2歳ステークス(G3)
昨年の京都2歳ステークスではのちにホープフルステークスで2着入選するトップナイフに先着しました。
2歳時の内容だけ見ると前を走ったほうが好走していますが、近3戦はいずれも着外に敗れてしまいました。
もっとも、近3戦はいずれも中山芝2,000mで凡走しているので中山が苦手な可能性もあります。
今回は新馬戦と未勝利戦で馬券に絡むことができた東京が舞台です。
主戦のデムーロ騎手がショウナンバシットを選択したのは大きな痛手ですが、石川騎手との手綱で大波乱をつかみたいです。
サトノグランツ
・京都新聞杯(G2)
京都新聞杯では中団から鋭く脚を伸ばして逃げたリビアングラスや先に抜け出したダノントルネードをまとめてかわして勝利。
父サトノダイヤモンドに産駒初の重賞タイトルを届けました。
初勝利までに時間はかかったものの3連勝で重賞タイトルもつかみ、父同様素質の高さが感じられます。
京都新聞杯は時計の出やすい馬場でじりじりと脚を使って勝ち切れているので良馬場ならダービーの舞台でも楽しみです。
相手は強化されますが、父がつかめなかったタイトルを手にしたいです。
シャザーン
・すみれステークス(L)
前々走のすみれステークスは最後方から上がり最速33秒1の末脚で勝利をつかみました。
このとき2着に入選したのが皐月賞で5着入選したショウナンバシット、3着馬がプリンシパルステークスで2着入りしたアヴニールドブリエなのでメンバーレベルはそこそこ高いです。
皐月賞も末脚を活かして競馬しようとしましたが初の重馬場が響いて6着入選。
それでもショウナンバシットにアタマ差なので悪くありません。
東京コースは初めてですが管理する友道調教師も直線の長いコースのほうがいいと言っているので一発あるかもしれませんよ。
ショウナンバシット
・若葉ステークス(L)
皐月賞は12番人気の低評価ながらも道中でまくりを決めて5着入選。
ダービーの切符を手にしました。
ベストバウトは前走皐月賞で、後方から早めに動き出して粘りの競馬で掲示板内を死守。
馬場適性を味方につけたデムーロ騎手の好騎乗でした。
過去のレース内容を見ると高速馬場よりもタフな馬場のほうが結果を残しているので今週からCコースに切り替わるのはこの馬にとってマイナスです。
東京競馬場自体は初なので一発あるかもしれませんが、できれば雨が降って馬場が少しでも重くなってほしいところです。
シーズンリッチ
・毎日杯(G3)
未勝利戦を最後、なかなか2勝利目を上げることができませんでしたが前走の毎日杯では中団で構えながら直線で末脚を一気に伸ばして重賞タイトルを手にしました。
2着のノッキングポイントは新馬戦で高いパフォーマンスを見せていて近走を見ても調子を取り戻しています。
そのノッキングポイント相手に勝ち切れたのは高く評価したいです。
血統を見ても今もっとも熱いドゥラメンテ産駒です。
父仔でダービータイトルをつかみたいですね。
スキルヴィング
・青葉賞(G2)
ダービートライアル青葉賞を制したスキルヴィングがルメール騎手とともにタイトルを狙います。
青葉賞は超スローペースの競馬となりましたが、その中でもじっと脚を溜め、大外から一気に豪脚を使います。
上がり最速34秒1の末脚で前の馬をまとめてかわして優勝しました。
スローからの瞬発力勝負はダービーでも見られる傾向なので、ダービー向けの競馬ができていました。
騎乗するルメール騎手は主戦を務めたファントムシーフを下りてこちらを選択しています。
勝ち負けできると判断したのでしょう。
青葉賞組はこれまでなぜかダービーを制することができませんでしたが、ジンクスを打破できるか注目したいですね。
ソールオリエンス
・皐月賞(G1)
・京成杯(G3)
ダービー候補は皐月賞馬ソールオリエンスです。
キャリア3戦目で挑んだ皐月賞は4コーナーを通過した段階でほぼ最後方でした。
中山は直線が短いうえ、タフな重馬場ということもあり追い込みは絶望的に見えましたが、1頭だけ上がり最速35秒5の末脚でまとめてかわして勝利しています。
この皐月賞の上がり2位が36秒4なので1秒近く速い上がりで勝ち切り、騎乗した横山武史騎手も「よく届いた」とコメントされていました。
京成杯でも強い勝ち方を見せていましたがフロックでないことが証明されたのです。
近2戦の内容から中山のイメージが強いですが、東京競馬も新馬戦で勝利している舞台です。
ほとんど隙が無いですし無敗の二冠馬も十分あり得ますよ!
タスティエーラ
・弥生賞ディープインパクト記念(G2)
前走の皐月賞では早めに抜け出して勝利をつかもうとしました。
外から一気に動いたソールオリエンスには先着を譲りましたが、それでも3着のファントムシーフには1と1/4馬身差つけて2着入りしました。
皐月賞は松山騎手の渾身の騎乗がパターンにはまりましたが、それが東京芝2,400m舞台で活かせるかがポイントでしょう。
何気に3走前の共同通信杯が位置取りに苦労して仕掛けが遅れながらも4着に来ているので、進路取りがスムーズにいけばチャンスはありそうです。
血統的には父がサトノクラウンなのでタフな馬場のほうが合ってそうですが、サトノクラウン自身も時計の出るダービーで3着入りしているので高速馬場にも対応できるでしょう。
テン乗りのレーン騎手が騎乗する点はデータ的にマイナスに感じますが、レーン騎手はかつて出遅れたサートゥルナーリアを4着に持ってきているのでそこまで気にしなくてもよさそうです。
東京巧者は少なくありませんが、タスティエーラもその1頭だと思うので期待したいです。
トップナイフ
・萩ステークス(L)
キャリア9戦はメンバー最多。
これまで大舞台で幾度も波乱の立会者になったトップナイフがタイトルを狙います。
なんといっても器用な馬で、ホープフルステークスは意表をついた逃げで2着、前走皐月賞は後方から末脚を伸ばして7着入りしています。
どんな展開でも好走できるのがトップナイフの強みといえるでしょう。
今回は初めての東京競馬場になります。
これまで札幌や中山など小回り競馬場で結果を残してきたので、直線の長い東京でどれだけやれるか見守りたいです。
トーセントラム ※除外
・2歳未勝利
トーセントラムは19頭の登録の中で除外対象になっています。
1頭でも競走除外があれば晴れてダービーに向かえるのです。
血統的に見ると、父ヴァンキッシュラン自身が青葉賞を勝利しているので血統だけ見たらコース適性はありそうです。
ただし、未勝利戦を勝利してからトップナイフ以上にキャリアを積んでいるものの勝ち星どころか馬券にすら絡めていない日々が続いています。
仮に出走できても上位争いは厳しいでしょう。
なお、出走する際は女性の藤田菜七子騎手と挑む予定を立てているそうです。
出走が叶った際はある意味人気を集めるかもしれませんね。
ドゥラエレーデ
・ホープフルステークス(G1)
昨年のホープフルステークスは14番人気の低評価でしたが2番手からの競馬が見事はまって勝利!
単勝払戻9,060円の大波乱を演じました。
今年の初戦に挑んだのはなんとドバイのUAEダービーです。
初の海外でしたがもともとダートで初勝利をあげているので2着に善戦しました。
そして、帰国後初戦に選んだのは日本ダービー。かなり異色のローテーションです。
データ的には前走UAEダービーの馬…それどころか前走海外の馬は過去90年にさかのぼっても1頭もいません。
そのため未知数なところはありますが、どうしても皐月賞や京都新聞杯、青葉賞組と比較すると好走事例がないのはマイナスです。
それでもホープフルステークス勝ち馬のコントレイルやレイデオロはダービー馬になっているので侮れません。
ダートでも好走していますが、血統的には父がドゥラメンテなのでこの舞台とも相性はいいですし、ホープフルステークス同様警戒したい1頭です。
ノッキングポイント
・1勝クラス
新馬戦では上がり最速33秒2の末脚を披露し、注目を集めたノッキングポイントも出走します。
新馬戦のインパクトが強くてその後のレースでも人気を集めましたが、サウジアラビアロイヤルカップでは末脚不発でまさかの6着。
続くジュニアカップでも人気を裏切る4着に敗れてしまいました。
しかし、今年に入って1勝クラスを制すると、続く毎日杯でも2着入りを果たし、少しずつ調子を取り戻している感じがします。
火曜日の段階で騎乗騎手が未定な点は大きなマイナスですが、直線の長い舞台自体はあっているので末脚を活かせられるでしょう。
騎乗がだれなのか、そして芝2,400mどころか2,000m以上も初めてなので距離が持つかがポイントです。
新馬戦のような競馬ができれば面白い1頭になると思います。
ハーツコンチェルト
・新馬戦
主な勝ち鞍こそ新馬戦しかありませんが、東スポ杯2歳ステークスは出遅れながらも上がり最速33秒8の末脚を使って3着入選。
今年の初戦に挑んだ青葉賞でも直線一気の競馬で2着入りしました。
新馬戦が向こう正面から一気に動き出してゴールした時には2着馬を8馬身差突き放す圧勝でした。
その後のレースを見ても、右回りのホープフルステークスや若葉ステークスで凡走している反面、東スポ杯や青葉賞といった左回りの競馬場では結果を残しています。
そのため、左回りのダービーはかなり相性がいいでしょう。
重賞での勝利がないため人気を落とすと思いますが、侮れない1頭になると思います。
パクスオトマニカ
・プリンシパルステークス(L)
プリンシパルステークスにおいて最後のダービー切符をつかんだパクスオトマニカも満を持してダービーに挑みます。
これまで5戦3勝していますが、勝ったレースはいずれも先頭で逃げてのものでした。
また、いずれも極端にペースを落として逃げ切っています。
葉牡丹ステークスのように先頭に立っても前半のペースが速くなってしまえば敗れています。
そのため、勝ち負けするにはいかにスローでけん引するかが大事です。
出し切れるかは枠の並びにかかっているでしょう。
ファントムシーフ
・共同通信杯(G3)
共同通信杯勝ち馬のファントムシーフは皐月賞で1番人気に支持された馬です。
皐月賞では道中の落鉄の影響もあって苦しい競馬になりましたが、それでも3着に入選しているので地力の高さは証明されました。
共同通信杯では先行しながら直線入りし、逃げるタッチウッドにじわじわと詰め寄って勝利をつかみました。
直線で長く脚を使えているので、皐月賞よりはダービーのほうが合っている感じがします。
前走皐月賞でも負けて強しの内容でしたしここでも上位の一角になりそうですが、主戦を務めたルメール騎手がスキルヴィングを選択した点は大きなマイナスです。
代わりを務める武豊騎手は今年も好調ですが、データと相性の悪いテン乗り騎手となります。
幸いにも調教は武豊騎手が一週間以上前から騎乗しているので感触はつかめているでしょう。
皐月賞1番人気の実績をダービーで証明したいです。
フリームファクシ
・きさらぎ賞(G3)
きさらぎ賞ではディープインパクトのラストクロップであるオープンファイアとの競り合いを制したフリームファクシ。
時計も上がりも開催後期の中京にしては出ていたので強い内容でした。
しかしながら、注目された皐月賞は思った以上に脚を活かせず9着に大敗しています。
皐月賞は重馬場開催もあって力を発揮できなかったのでしょう。
きさらぎ賞の内容を見る限りは強い競馬ができていたのでダービーでもチャンスはありそうです。
ただし、これまで騎乗したレーン騎手や川田騎手がことごとくほかの馬を選択しているのは注視したいです。
勝つためには強い馬に騎乗するのが当然なので、有力騎手が他馬に乗る点は正直マイナスと捉えざるを得ません。
テンで騎乗する吉田隼人騎手も悪くはありませんが、データ的に乗り替りもテン乗り騎乗もマイナスです。
データ的に苦しくなりましたが、他の馬を選択した騎手を見返す競馬を見せてほしいものです。
ベラジオオペラ
・スプリングステークス(G2)
スプリングステークスでは中団で競馬しつつ、4コーナーで一気に進出し、重馬場を苦にしない走りで勝利をつかみました。
皐月賞でも3番人気に支持されましたが同じ重馬場でも距離が1ハロン長かったからか、10着に敗れています。
これまでのレース内容を見ると、東京でも勝ち星があるのでダービーでも可能性はありそうですが、重馬場とはいえ2,000mの皐月賞で凡走しているのでそれよりも2ハロン伸びる舞台でどこまでやれるか分かりません。
脚質的には時計の出る馬場のほうが相性はよさそうですし、差しの競馬もダービーと合っています。
課題は距離と乗り替りの2点となります。
テン乗りの横山和生騎手の競馬に期待したいです。
ホウオウビスケッツ
・フリージア賞(1勝クラス)
逃げの競馬を得意とするホウオウビスケッツもダービータイトルを狙います。
印象強いのは東京芝2,000mで開催されたフリージア賞。
ここでは逃げの一手を打ちましたが、超スローから後半1,000mを57秒7のロングスパートで駆け抜けました。
後半の時計は1勝クラスとは思えないほど優秀ですし、ダービーでもこのような競馬ができればかなり面白い存在になるでしょう。
ただし、皐月賞が重馬場とはいえ大きく崩れましたし強い相手にどこまで自身の競馬ができるか分かりません。
テン乗りで騎乗する丸田恭介騎手にフリージア賞のような競馬を求めるのも難しいです。
素質は高い馬ですが、ダービーの大舞台で出し切れるかが焦点となるでしょう。
メタルスピード
・1勝クラス
スプリングステークスは8番人気の低評価ながらも末脚勝負で3着内入選し、皐月賞の権利を手にすると、皐月賞でも差しの競馬がはまって4着入選。
トントン拍子でダービーまでたどり着きました。
前走の皐月賞は落鉄の影響が合ったとはいえ1番人気のファントムシーフにアタマ差まで詰め寄っています。
かみ合ったのも事実ですが有力馬に詰め寄れたのは高く評価したいです。
ただし、これまでインパクトのあった走りを見せたのはいずれも中山のものです。
東京もこれまで1戦して3着が一回ありますが、そのときと今回では面子レベルがくらべものにもなりません。
もっとも、そのころと比較すると力をつけているのも事実です。
末脚勝負が得意なので直線の長い東京でどれだけ出し切れるか、成長性に期待したいです。
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日本ダービー2023の有力馬3頭
19頭の評価をまとめました。
いずれの馬も一長一短ありますが、ダービーで好走してもおかしくない馬ばかりです。
この中から、うましるが本命に挙げたい馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ソールオリエンス
やはり注目は皐月賞馬ソールオリエンスです。
前走皐月賞は絶望的な位置から騎乗した横山武史騎手もびっくりの追い込み競馬で勝利しました。
しかも開催最終週の重馬場で追い込みを決めたので着差以上に強い馬です。
もともと京成杯でも1頭だけ抜けたパフォーマンスで勝利していましたが、皐月賞の完勝でいよいよその実力が世に知れ渡りました。
今回も1番人気は濃厚でしょう。
東京は新馬戦しか走っていませんが、その新馬戦でも勝利をつかんでいます。
このとき2着のレーベンスティールとはクビ差です。
レーベンスティールはクラス戦で賞金加算する方針を取りましたが、5月14日の1勝クラス戦では先行しながら上がり3最速33秒0の末脚で勝利し、2着馬を5馬身差突き放して圧勝しました。
かなりの素質馬相手に新馬戦で勝ち切っている時点でソールオリエンスのポテンシャルも相当なものです。
史上8頭目となる無敗の二冠馬の可能性も十分あるでしょう!
タスティエーラ
皐月賞で2着のタスティエーラにも注目したいです。
共同通信杯は位置取りや仕掛けどころを誤り勝利どころか賞金加算もできませんでした。
しかしながら、仕掛けが遅れたにも関わらず、動き出したら一気に抜け出して2着のタッチウッドと同タイムで入選しました。
もっと早めに動いていたら結果は変わっていたと思いますし、負けはしたものの東京適性の高い馬だと感じました。
近2戦は中山競馬場のレースですが、皐月賞では一足先に抜け出して2着入りしていますし、弥生賞でも権利を賭けた一戦とはいえ先行からの粘り気のある競馬で勝利しています。
地力の高さはすでに証明されていますし、テン乗りとはいえレーン騎手が騎乗するのもよいでしょう。
父がつかめなかったダービータイトルを手にしたいです。
ファントムシーフ
皐月賞で1番人気に支持されたファントムシーフは共同通信杯で逃げるタッチウッドを一足先に捕らえようと動き出し、勝利をつかみました。
派手さこそありませんでしたが長く脚を使えていたのが印象的で、直線の長い東京競馬場とも相性がよいでしょう。
前走の皐月賞は決して得意ではない中山が舞台で中盤落鉄のアクシデントがありましたがそれでも突き抜けていてポテンシャルの高さを感じました。
ルメール騎手が青葉賞馬スキルヴィングを選んだのはマイナスですが、皐月賞の内容を見る限りは世代上位だと思いますし、テンとはいえダービージョッキーの武豊騎手が騎乗するのも心強いです。
前走の大敗をハングリー精神に変えて、激走に期待したいです。
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日本ダービー2023の穴馬2頭
日本ダービーはロジャーバローズを筆頭に、穴馬の台頭も見られます。
特にマイネルフロストやコズミックフォース、ヴェルトライゼンデのように3着に絡むことが多く、穴馬にも目を通したいです。
今年の出走登録馬で台頭しそうな穴馬を2頭紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ハーツコンチェルト
推奨したい穴馬1頭目はハーツコンチェルトです。
これまでのレースを見ると右回りよりも左回りのほうがよいのは明らかです。
新馬戦で3コーナー手前から長く脚を使いながら、バテずに押し切ったのは今振り返ってもインパクトがあります。
前走青葉賞でも今回上位人気しそうなスキルヴィングに半馬身差まで詰め寄りました。
仕掛けどころが重要になりますが、出し切れれば上位勢相手にも引けを取らないと思いますし、枠順次第で抑えておきたい1頭です。
フリームファクシ
推奨したい穴馬2頭目はきさらぎ賞勝ち馬のフリームファクシです。
きさらぎ賞が非常に中身のあるパフォーマンスで、人気を分けあったオープンファイアにこそアタマ差まで詰められましたが、3着以下は3馬身以上突き放しました。
前走皐月賞は4番人気に支持されながらも凡走していますが、開催最終週の重馬場を考慮すれば末脚を活かせなかったのも無理はありません。
脚質的には良馬場のほうが出し切れているので、乾きやすくてなおかつスピードの出やすい東京競馬場は大歓迎です。
あとはテンで騎乗する吉田隼人騎手がどれだけやれるか。
手腕に期待したいです。
日本ダービー2023追い切り評価
日本ダービー2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。
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日本ダービー2023予想の最終買い目
日本ダービー予想(晴れの良馬場想定)
日本ダービーが開催される日曜日の東京競馬場界隈は晴れの予報が出ています。
前日と前々日も雨の影響はありません。
土曜日の芝レースの傾向を見てみると、Cコースに移動した影響もあり時計は出ていました。
そのため、高速馬場のレースが見込めます。
うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
◎本命 5 ソールオリエンス
父 | キタサンブラック |
母 | スキア |
母父 | Motivator |
主な勝ち鞍 | 皐月賞(G1) 2023年 |
前走 | 皐月賞(G1) 1着 |
本命はソールオリエンスにします。
やはり前走皐月賞が圧巻のパフォーマンスでした。
今年の皐月賞は重馬場でレースが行われましたが、最後方から直線入りし、そこから一気にギアを上げて勝利しています。
直線の短い中山+急坂の中山、さらには重馬場の舞台で追い込みだけで勝利したのは目を見張るものがありました。
これまでキャリアはわずか3戦ながらも京成杯や皐月賞で強いパフォーマンスを行っていることから中山向きに感じます。
しかしながら、新馬戦は東京で勝利していますし、このとき僅差で2着のレーベンスティールも今月のレースで条件戦ながら圧倒のパフォーマンスで勝利していました。
イメージが少ないだけで東京でも強い競馬ができていますし、重馬場の皐月賞であれだけのパフォーマンスを見せていることから距離延長も苦にならないでしょう。
データと相性の悪い社台ファーム組ですが昨年はアスクビクターモアを3着に送り込んでいますしそこまで悲観しなくてもよいです。
無敗の二冠馬達成に期待したいです!
〇対抗 12 タスティエーラ
父 | サトノクラウン |
母 | パルティトゥーラ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | 弥生賞ディープインパクト記念 2023年 |
前走 | 皐月賞(G1) 2着 |
対抗はタスティエーラにしました。
東京向きだと感じたのが今年の共同通信杯で、仕掛けどころが遅くてエンジンのかかりが遅れたものの、最後の最後に動き出していたのでもしも早めに動いていたら上位争いも可能だと感じました。
近2戦は中山で結果を残していますが、弥生賞は皐月賞の権利を得るためにも負けられない一戦だったためメイチで仕上げられています。
そして、間隔を詰めて挑んだ皐月賞も直線で早めに抜け出して勝機をつかみます。
結果は外から追い込んだソールオリエンスに敗れましたが、短期間の使い詰めでもしっかり結果を残していたのでタフな印象を受けました。
共同通信杯の内容を見る限り東京でも出し切れるでしょう。
テン乗りとはいえ騎乗するのが世界の名手であるレーン騎手なのも心強いです。
皐月賞の無念をダービーで晴らしたいです。
▲単穴 11 ハーツコンチェルト
父 | ハーツクライ |
母 | ナスノシベリウス |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2022年 |
前走 | 青葉賞(G2) 2着 |
非皐月賞組以外で推したいのはハーツコンチェルトです。
新馬戦が中京の芝2,000mで3コーナーから大きく進出を開始して圧勝しました。
また、近走の内容を見ても右回りより左回りのほうが好走しているのでダービーの舞台は大歓迎です。
前走の青葉賞は2着に敗れましたがスキルヴィングとの差はコンマ1秒です。
最後の直線でスキルヴィングが外目から余裕たっぷりに競馬したのに対し、ハーツコンチェルトは馬群を突くような形で競馬をしました。
展開次第では凡走もあり得ましたが、わずかに空いた隙間を突いて前に躍り出た加速力はスキルヴィングよりも評価したいです。
追い切りもよかったですしここでの激走も十分考えられるでしょう!
△連下 14 ファントムシーフ
父 | ハービンジャー |
母 | ルパンII |
母父 | Medaglia d’Oro |
主な勝ち鞍 | 共同通信杯(G3) 2023年 |
前走 | 皐月賞(G1) 3着 |
ファントムシーフは連下にします。
共同通信杯の内容を見ると、直線で長く脚を使えているので中山よりは東京のほうが相性はよいです。
この共同通信杯は人気のダノンザタイガーやタスティエーラの仕掛けが甘くて勝ち切りやすかったのは事実です。
それでもスムーズな競馬で逃げるタッチウッドに1と1/4馬身差離して完勝したのは評価したいですね。
また、前走の皐月賞も力のある走りを見せました。
中盤に落鉄のアクシデントがありながらも、力のある走りで3着まで食い込んでいることから地力は世代でも上位です。
もしも落鉄がなければ2着のタスティエーラにもっと詰め寄れたでしょう。
主戦を務めるルメール騎手がスキルヴィングを選択した点はマイナスですが、替わって騎乗するのはダービージョッキー武豊騎手です。
武豊騎手は3週間前から追い切りに騎乗していますし、準備は万全です。
連下評価にしていますが、これまでの内容から勝ち負けも十分あり得ますし馬券に抑えておきたい1頭です。
△連下 7 フリームファクシ
父 | ルーラーシップ |
母 | ライツェント |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | きさらぎ賞(G3) 2023年 |
前走 | 皐月賞(G1) 9着 |
フリームファクシは連下にしました。
3連勝をはさんで挑んだ皐月賞は4番人気に支持されましたが、キャリア初の重馬場が響いて13着に敗れました。
今年の皐月賞は例年以上にタフな舞台だったので時計勝負を得意とするフリームファクシにはそもそも合わなかった可能性があります。
そのため、悲観することはありません。
ダービーが開催される日曜日は幸いにも天気は持ってくれそうなので晴れ開催が濃厚です。
土曜日の芝レースを見ても時計は出ていましたし、力を発揮できる舞台は整いました。
これまで騎乗していた川田騎手やレーン騎手がほかの馬に騎乗する点は気になりますが、時計勝負になってベストを発揮できればチャンスは十分あると思います。
△連下 2 スキルヴィング
父 | キタサンブラック |
母 | ロスヴァイセ |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 青葉賞(G2) 2023年 |
前走 | 青葉賞(G2) 1着 |
青葉賞勝ち馬のスキルヴィングは連下にしました。
デビューから4戦すべて東京競馬場でレースを行っています。
皐月賞を回避して青葉賞を選択していることからも、ダービー一本に絞っているのはよいですね。
また、ルメール騎手が有力馬のファントムシーフではなくこちらを選択した点も勝ち負けに自信があるからでしょう。
枠も内枠を引けましたし準備は整いました。
しかしながら、前走青葉賞組が勝ち切れないジンクスはやはり引っ掛かります。
また、青葉賞はスローからの上がり勝負で勝利していますが、2着のハーツコンチェルトが馬群の中から抜け出したのに対し、スキルヴィングは外目から長く脚を伸ばしています。
苦しい展開の中上位に食い込んだ点を考えればスキルヴィングよりもハーツコンチェルトのほうが地力の高さが感じられました。
好走データもたくさんあるので抑えておきますが、個人的にはものすごく強い感じはしません。
相手までにしておきます。
△抑え 8 メタルスピード
父 | シルバーステート |
母 | マイビビアーヌ |
母父 | Shamardal |
主な勝ち鞍 | 3歳1勝クラス 2023年 |
前走 | 皐月賞(G1) 4着 |
メタルスピードは抑えます。
週の初めの段階ではそこまで評価していませんでしたが、追い切りが抜群に良かったのは印象深いです。
皐月賞ではソールオリエンスほどではないにしろ、タフな馬場でしっかりと末脚を伸ばし、有力馬のファントムシーフにアタマ差まで詰め寄りました。
これまでのレース内容から中山向きの馬ですが、追い切り内容を見る限りはダービーに向けて十分すぎるほど仕上がっています。
皐月賞4着がフロックでないことが証明されるかもしれませんよ。
消し 4 トップナイフ
父 | デクラレーションオブウォー |
母 | ビーウインド |
母父 | スピニングワールド |
主な勝ち鞍 | 萩S(L) 2022年 |
前走 | 皐月賞(G1) 7着 |
トップナイフは消すことにしました。
これまでのキャリアを見ても上位争いしてほしい馬ですが、過去のレースを見てみると、札幌や中山、内回りの阪神など小回りの右回りコースで好走しています。
また、時計のかかりやすい時期のレースで好走していることからも、本質的にはタフな右回りのコースのほうが相性がよいかもしれません。
東京競馬場はこれまで結果を残した舞台とは全く真逆の大回りの左回りコースです。
しかも、土曜日のレースを見る限り時計は出ていました。
高速府中は未経験とはいえ過去のレースぶりを見るとトップナイフの脚に合わないと思ったので消すことにします。
消し 17 ドゥラエレーデ
父 | ドゥラメンテ |
母 | マルケッサ |
母父 | オルフェーヴル |
主な勝ち鞍 | ホープフルS(G1) 2022年 |
前走 | UAEダービー(G2) 2着 |
ドゥラエレーデは追い切りこそよかったのですが、トップナイフ同様本質的にはタフな馬場のほうが結果を残しています。
昨年の東スポ杯2歳ステークスで東京を経験していますが、このときが4着に敗れました。
あまり東京向きではなさそうです。
もともとはケンタッキーダービーに出走予定でしたが脚元の違和感から、レース間隔のあく日本ダービーを選択しました。
日本ダービーは出走するだけでも価値がありますが、陣営からしたらタフな傾向のあるダートで使いたかったと思います。
加えて、データと相性の悪い8枠を引いたのもマイナスです。
舞台適性がかみ合わなさそうなので消すことにしました。
消し 18 サトノグランツ
父 | サトノダイヤモンド |
母 | チェリーコレクト |
母父 | Oratorio |
主な勝ち鞍 | 京都新聞杯(G2) 2023年 |
前走 | 京都新聞杯(G2) 1着 |
サトノグランツも消します。
京都新聞杯は時計の出やすい馬場で、最後の最後に先に抜け出したダノントルネードを捕らえました。
しかしながら、その差はクビ差でぎりぎりです。
相手関係もそこまで強くない中での辛勝だったので、よりレベルの上がるダービーでの構想は厳しいでしょう。
データと相性の悪い大外18番を引いてしまったのも大きなマイナスポイントですし、勝ち負けは難しいと思います。
単勝
5 ソールオリエンス
馬連流し
軸馬:5
相手:2、7、8、11、12、14
三連複フォーメーション
1頭目:5
2頭目:2、7、8、11、12、14
3頭目:2、7、8、11、12、14
以上になります。
日本ダービーの予想の参考にしてみてください!