この記事では、東京競馬場 ダート1400mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。
東京のダート1400はここをチェック!
・8枠が狙い目!内枠より外枠を
・先行馬の成績がいい!逃げ馬はリスクが高い
・ゴールドアリュール、クロフネ産駒の相性がいい
コースの特徴・攻略情報
現在フェブラリーステークスの重要なステップレース、根岸ステークス(G III)などが行われるコース。
向正面の2コーナ寄りの地点からスタートし、最初のコーナーまでは約440メートルの距離があり内外の差はそれ程無いコースとなっております。
【2019年2月までの過去10年のデータ】
・枠順別データ
最も好成績を残している枠は8枠の馬で勝率約7%、連対率約14%とトップの成績を残しています。
逆に苦戦が強いられている枠は1枠と4枠となっており、特に1枠の馬は短距離のダート戦で馬群がバラけ難く砂をモロに被ってしまう為より苦戦傾向にあると思われます。
・脚質別データ
最も勝ち鞍を挙げているのは先行馬となっており勝率約11%、連対率約22%でトップの成績を残しております。逃げ馬も成績自体は決して悪いものではないのですが、2着までに残るか大敗か。というような極端な数字となっており3着の数が極端に少ないのが特徴です。
ダートの短距離線なので、基本的に中団からの馬や追い込み馬は大きく苦戦している数字が出てはいますが、レースの格が上がるに連れペースが速くなり、それに伴い後方からの追い込み馬でも届くというケースが増えてくるので注意が必要です。
・種牡馬別データ
最も好成績を残しているのはゴールドアリュール産駒とクロフネ産駒でほぼ並ぶ勝ち鞍を記録しております。
たった100メートルの違いしかありませんが1300メートルで最も好成績を残していたファスリエフ産駒とプリサイスエンド産駒が大きく苦戦している数字となっているのも特徴です。
代表馬は?|東京競馬場 ダート1400mといえば!
東京ダート1400メートルと言えば根岸ステークス。
根岸ステークスといえばブロードアピール!と書こうと思っていたのですが当時の根岸ステークスはまだ1200メートルで行われていたのでブロードアピールの根岸ステークスはこれに該当しません。
そこで今回は私が今まで見てきた根岸ステークスの中で1番衝撃衝撃を受けたレースを紹介させていただきます。馬の名前はメイショウボーラー。
2歳時に重賞を連勝し朝日杯では1番人気に支持され翌年の皐月賞でもダイワメジャーの3着に入るなど3歳時までは芝を主戦場としていた馬でした。年が明け血統的にダートもこなせるのではないかと言う陣営の判断から初めてダートのG IIIガーネットステークスに出走し3馬身差の圧勝。
続く根岸ステークスではなんと7馬身差の圧勝。そのまま3連勝でフェブラリーステークスを制しダートで負けなしの3連勝を飾った文字通り快速馬でした。

騎手を志し小学生の頃から本格的に乗馬を始める。騎手の道を挫折した後、育成牧場で勤め、競走馬の調教に騎乗。その経験を活かし馬券だけでは無い、馬と人が創り出す”競馬”の魅力を発信中。好きな馬はタニノギムレット、ウオッカ、ローエングリン。